2012年12月24日月曜日

スピーカーシステムについて考える-2-

 自分用メモ。
Dアンプを組み立てたりしたら、
次に来るものはやはり「スピーカー自作」でしょう!

とりあえず工具と必要な素材。
  1. 自在鋸とリョウビ、マキタ等トルクが強い電動ドライバ(チャック径10mm)
  2. コンパス(100YEN)
  3. 木工用ボンド(速乾)
  4. MDFの板(12~15mm厚)
  5. コーナークランプx2
  6. 普通のクランプx2~3

これだけで1万〜2万円ぐらいの出費。とにかく工具は高い。
でも工具の安物買いは銭失いです。(経験者語 ;)
プロ用作ってる所のモノは大体長持ちします。
人生で木材等に穴あけする事が1〜9回ぐらいしかない!
と言い切れる方は工具購入は止めて、穴あけ済みのキット購入がベター。

(各工具の知識)
http://www.asahi-net.or.jp/~yl1h-nkmr/kogu/index.html

でもスピーカー自作しようと考えてる人がウン十年で1回しかやらない
とは思えません;)

 本格的にやるなら或る程度広い庭やベランダ、騒音対策、各種工具
(例えばテーブルソー)などそろえるだけで大変な事になりますので、
木材の仕入れとカットはホームセンターやハンズなどDIY用具店で行いましょう。
ネットでも木材カットをやっているお店があります。

スピーカーユニットの選定:
http://kanon5d.web.fc2.com/audio/kouza9.html

あと数社中国等のユニットあります。格安ですが音はかなり。
Fostexが作例も相当あり、一番無難ではないでしょうか?

しかし、色々新しいもの好きなので、
MarkAudioという香港のとても素敵なフルレンジユニットを作っている会社の
CHR-70v3-S に 特性も何もかも非常によく似た(^ 

RareTechnology MN72/01 10cmアルミコーンフルレンジ(プロモニター)

を選択しました。CHRより価格安いんだもん。 

 

 



2012年12月10日月曜日

スピーカーシステムについて考える-1-

自分用メモ。

シンプルなニアフィールド
(つまり6帖〜10帖の日本住宅事情の一部屋)
に置いて、ボリュームも半分(12時)ぐらいで、
気持ちよく音もいい、しかも低音もそれなりに出て、高音が奇麗という
夢(妄想)システムの実現。(とにかくコストパフォーマンス重視;)

答え:

(候補1)

最近の安価かつ高音質なフルレンジユニットと安価な
ツイータを使ったシステム。

     詳しくは後日。。

(候補2)

同上のフルレンジとウーファを使った2.1システム。
( 簡単クロスオーバー自作知識リソース )
http://minkara.carview.co.jp/userid/362842/blog/12843848/
クロスオーバー周波数は次の式で
  コンデンサの値(μF)=159,000÷[カット周波数×4(Ω)]

 コンデンサの値(μF)=159,000÷[カット周波数×8(Ω)]

上記式でスピーカインピーダンスを4Ω限定とすれば
  コンデンサの値(μF)=39,750÷カット周波数

コンデンサからカット周波数を求めるには
  カット周波数=39,750÷コンデンサの値(μF)


 上記式でスピーカインピーダンスを8Ω限定とすれば
  コンデンサの値(μF)=19,875÷カット周波数

コンデンサからカット周波数を求めるには
  カット周波数=19,875÷コンデンサの値(μF)


★もっと正確に計算できる場所(素敵!):
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark.htm

スピーカーネットワーク自作のノウハウサイト:
http://sakumo.kir.jp/V_kraft/AUDIO-4jisaku-SP-04.html

ツイーターの追加(コンデンサによるハイパスフィルタでお手軽接続)
http://kanon5d.web.fc2.com/audio/kouza31.html

スピーカー設計プログラム
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/ 
http://www.ob.aitai.ne.jp/~anko/

★周波数と楽器の関係 :
http://d.hatena.ne.jp/session_oyaji/20070520/1179666560

(候補3)

市販品(スピーカー)を購入。(実はこれが一番安価)
5〜6千円出すとパッシブ自作よりいいものが買える可能性大。

2012年10月20日土曜日

Apple EarPods インプレ



EarPods アップルの新しい標準イヤフォンを購入し、試してみました。
視聴環境は丁度作ったばかりの System72 HPA基板
オペアンプを色々交換しながら楽しみます。


結果このイヤフォンは 標準品としては結構いいものだ と感じました。
今までアップルのイヤフォンはフラットだが音楽的楽しみは、、、
という感じですが、今回のは低音も高音も出て解像度もそこそこあります。
ちゃんとオペアンプ交換や電源交換の違いも分かります。

HPAを通すとiPodのヘッドフォン端子とは雲泥の差な音になります。

オペアンプ交換の結果、手持ちでは

  1. OP275

  2. LME49720NA

  3. MUSE8920

  4. OPA2604AP

  5. OPA2134PA

  6. NJM5532DD

  7. NE5532P

  8. 2114DD

  9. (3〜8は好みで)という順になりました。 ※ サーボアンプは全て JRC4558DD OP275はEarPodsに本当によく合います。 この基板構成ではおすすめです。 49720と8920は 高音重視 o r 全体の元気良さ で選択するといいと思います。 5532系も結構いい感じでした。 いい音アンプの定番?OPA2604ですが、中音域の籠りが どうしても気になってしまうのとドンシャリ感が強いために EarPodsで聴くと低音と高音が出過ぎて耳が痛く(疲れてしまいます)。

System72 LME49600ヘッドフォンアンプ(A)キット

System72 LME49600ヘッドフォンアンプTYPE-A
Yahooオークションにて購入、組み立てました。
いつものように素組です。



組み立て用取り扱い説明書がWEB上にPDFで公開されていますので、
購入前にも見ることが可能です。(回路図とパーツリストなので
初心者向けとは言えませんが、)

電源は3Pコネクタで青>ーV、黒>GND、赤>+ボルト となっています。
回路図が見れるなら間違わないと思いますが
基盤に印刷はないので少し分かりづらいです。

電源(両電源)は付属しません、別途オプション品を購入するか
自前で用意する必要があります。
またイヤフォンジャック以外の入力端子も別売です。

まず電源ですが、偶々東京アキバにて
アウトレットのスイッチング電源基盤を購入しました。

新電元製マルチアウトプット(30W)
EYG300/09U 12V1.5A/-12V/1A、5V+(1800円)


 タカチの大きめのケースに入れました。ショートしないように注意しながら
利便性を考えてターミナルに配線しています。
ロングライフコンデンサやコイル等、素人目ですが良さそうです。
本当はトランスを使った電源回路の方がオーディオ的にはいいはずですが、
とりあえず両電源(+、ーV出力COM付)が必要なので既製品で。。

問題は電源基盤が大きいのでHPA(ポータブル)とは言えない所。
ただ電源部のお陰がこれで視聴すると結構いい音が出ています。

ともあれ、、、ポータブルにしたかったので、再度電源を交換。
今度も既製品で、、コーセルの超小型・高効率の絶縁型DC/DCコンバータ
SUW31215(data)とコンデンサでリップルフィルタ風に
配置したユニバーサル基盤を作り使いました。
このコンバーターは超小型で9V〜18VDC入力すると
±15V0.1A出力してくれる大変有り難い基盤です。
他にも5V入力で昇圧するものもあります。
地元のマルツで取り扱いがあり助かりました!
他にもTDKラムダのDCDCモジュールという選択肢もあります。
「CC-E DIPタイプの両電源(±12/±15V)」
TDKのHP は親切で好感が持てます。

金メッキ品には拘りがないので(メッキはメッキ)
一番安いRCA端子を選びました。上記が現在の姿です。

大体トータルで6000円〜7000円ぐらいの予算になります。
ただ市販品で同じような(オペアンプ交換可能等)ものを購入すると
万円になると思われますので、音的にも結構おすすめです。
 

2012年10月10日水曜日

オペアンプ(DIP8両電源)聞き比べ

随時更新。DIP8両電源用2回路。
体当たりで特にオーディオ用やスペックに拘らずに楽しみます。
手ごろなApple EarPodsで試しました。

System72 LME49600ヘッドフォンアンプ(A)キット
にて視聴します。素組で抵抗値も変えず、抵抗のみ金属皮膜抵抗器。
サーボアンプはJRC4558DDを使用。理由はこちら
+-12V両電源のACDCスイッチング電源(新電元工業製産業用基盤)。


聞き比べの結果はこちらへ



  • NJM4558DD

味付けが薄い さっぱりした感じ) の音。でも悪い音ではない
高音域も鳴る。低音は出ない(強調されない)。
ChumoyAmpで酷評されているが回路等の構成の影響では?
(実際ChumoyAmp低インピを作って刺してみたがそれでNGに聞こえてしまう)
これという特徴はないが 音が悪い品とは間違い評価 だと思う。
長時間聞いても疲れない。 ポップノイズ無し
  • LM833N

中域が若干引っ込む(曇る) 感じ。 低音が少し強調 される。
4558に味付けをした感じ。ポップノイズ上記同様

  • TL072CP

中高域が少し引っ込む(曇る) 感じ。 低音のバランスはそこそこいい
このヘッドフォンアンプ上でノイズは全然気にならない。
音量が大きいソースの場合、若干シャリシャリしてひずむ?
ポップノイズ上記同様

  • OPA2134PA

音的が明らかに1ランクアップしたようなHifiな音。
ゲインは大きめ。結構 硬質な感じ の音になる。
モニター的な音。
OPA2604よりはフラット目だが味付けは感じる。
ポップノイズがそこそこ目立つ

  • OPA2604AP

中域に少し曇り がある。
音の傾向は OPA2134を少し丸くした 感じ。
フラットな特性のヘッドフォン、イヤフォンだとちょうど楽しい感じに聴ける。
低音強調や高音強調型のものだと長時間は耳が痛くなる
 ポップノイズが結構目立つ

パワーがありハイファイな音音の分離がよい
OP2604と比べると中域が篭らないので好ましい
ゲインも大きい(非常に元気いい)。1曲1曲楽しく聞けるが、
長時間だと聴き疲れする。
ポップノイズあり

  • MUSE8820(NJM)

NJM5532DDをハイファイにした感じ。
MUSE8920より聴き疲れしない
全体的に丸いが解像度があるという不思議な音。
なんとなく前に聴いた真空管アンプに似てる気もする
ポップノイズ小あり

  • LME49720NA

クリアかつ繊細な感じ がするハイファイ音。解像度が高い
ドンシャリのシャリの方を強調した音
中音の分離(粒立ち)がいい綺麗な音」。
低音は出るが強調はされない
高音に鋭さ,金属系の音をこれで聴くと
かなりいい感じに(ちょっときつめに)鳴る
長時間だと聴き疲れする。
小ポップノイズがあり

  • NJM5532DD

4558をブラッシュアップした感じで 少し繊細さプラスかつダイナミックな音
OPAのような派手さ、HIFIぽさを丸めた 感じ。
音域のバランスはちゃんとあり清涼感はないが、
低音、中音、高音ともに出ているので 音楽のジャンルを選ばない 
安心して長時間聞いていられる。コスパが高く、音が音量で破綻しない。
SONY等の日本製コンポに使われていたのも分かる気がする。
ポップノイズが結構目立つ

  • NJM4560D

4558より狭く繊細な感じ中~高音が目立つ
独特のシャリシャリ感がある。音は少し引っ込んだところで鳴る感じ
低音は出ない強調されない)。
昔のウォークマンのイヤフォンで聞いたような感じの音。ゲイン低め
バスブーストしているようなヘッドフォンとは相性がいいかもしれない。
ポップノイズ小あり

  • NJM2114DD

解像度がある中~高音が目立つハイハット少し耳に突き刺さる
音の余韻にコンプをかけたような若干不自然な感じがある。
JRC4560Dを少し高音よりにハイファイにした感じ。ゲイン低め。
ポップノイズあり

全体的に 丸い音。特徴がない。
ポップノイズ小

  • OP275

少し軽い感じのハイファイ音中音メインだがフラットに近い。
低音も出る
スタジオモニタっぽい感じ。音の分離や解像度は結構良い
曲のイコライジング(最近の曲)で高音が耳に少し障る時がある。
ディエッサーがほしくなる時もある。LME49720と似た感じ
こちらが少しフラット。ポップノイズ大あり

  • TL082CP

無音時に薄いノイズが乗る。中域が篭る全体的にクリアな音。
低音は出ない(強調されない)。 TL072CPと比べ高音が出る
ポップノイズあり

  • NJM2043DD

4558DDにパワーを足したような感じ。4558より低音に力が出る
中~高域が雑然とした感じで分離が良くない。
4558に少し味付けがほしい場合これかもしれない。
ポップノイズ小

  • NE5532P

嫌味のないクリアな感じの音。なんだか安心して聴いていられる。
NJM5532DDとは違う感じ。ポップノイズも同様。

2012年10月6日土曜日

SHURE SE215 インプレ

SHURE SE215 イヤフォン



  • ドライバーユニット : ダイナミック型MicroDriver
  •  感度 (1 kHz): 107 dB SPL/mW
  •  インピーダンス: 20 Ω
  •  再生周波数帯域: 22 Hz - 17.5 kHz
  •  ケーブルの長さ: 162 cm
  •  色: クリアー、トランスルーセントブラック
良い点: 

素晴しいコストパフォーマンス
一万円以下でおつりがくるものとしてはかなりいい
音楽を聴いて楽しいイヤフォン
(モニター的ではないが、味付けを含めてバランスが素晴しい)
遮音性が高くノイズキャンセリングものは要らない気が。
こだわりたい人はケーブルが変更できる

ケーブルの太さも丈夫そうでいい

悪い点:
 
耳への取り付け方がメンドクサイ。
耳穴にきちんとハマらないと、非常に安っぽい音になる
耳穴の形によってイヤパッドを変更必須


1万円以下の予算で音がいい(音楽を楽しめる)イヤフォン 
は コレを買うのが吉

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3000円以下のApple EarPodsのレビューもあります。

2012年9月30日日曜日

Creative ヘッドホンAurvana Live! HP-AURVN-LV

Creative ヘッドホン Aurvana Live! HP-AURVN-LV



  • メーカー型番 : HP-AURVN-LV
  • ドライバーユニット : 40mmネオジウムマグネット/複合バイオセルロースダイアフラム
  • 周波数特性 : 10Hz~30kHz
  • インピーダンス : 32 Ω
  • 音圧感度(1kHz) : 103dB/mW

を購入しましたのでインプレ。

全体的に 低音が強調され高音もキラキラ する感じです。
逆に 中音が若干籠る 感じがします。

ドンシャリ気味です。

OPA2604APで聴くと結構キツいです(音の味付けがより強調される)。
そういう感じが好きな人は逆にいいと思います。
(低音や高音がより強調 )

5000円程度で買えるヘッドフォンとしてはいいです。
しかし味付けが苦手(=スタジオモニタ等のフラットな特性が好きな人)には
おすすめできません。